外壁塗装の剥がれを見つけたら、放置しないでできるだけ早めに補修などの適切な処理を施しましょう。
外壁塗装の剥がれをそのままにしておくと、周囲に広がって補修が大変になってしまう可能性が高まるだけでなく、大切な住まいの寿命も縮めてしまう可能性があります。
外壁塗装の大きな役割として、外壁を雨水などから守ることが挙げられます。外壁塗装が剥がれてしまった箇所は防水されていない状態であるため、外壁材や建物の内側に雨水などが侵入して外壁材を腐食させてしまうだけなく、建物の構造体を腐らせてしまうこともあります。
なので、これくらいなら大丈夫だろうなどと思わないで、外壁塗装の剥がれを見つけたら、一刻も早く専門業者に診てもらうことをおすすめします。
短期間で外壁塗装が剥がれる原因としては、下処理不足が考えられます。下地処理というのは、外壁塗装する前に外壁材を整え、しっかり塗料がよく密着する状態する作業のことです。
下地処理が十分でなければ、汚れた外壁部分にそのまま塗料を塗ることになるため、塗料が素材ときちんと密着せずに早期に塗装が剥がれてしまう原因になりかねません。
外壁塗装の剥がれは、塗装する前に行う下地処理の不足によって生じることが最も多くなっています。
外壁塗装は基本3回塗りで行われますが、乾燥時間が足りないことで剥がれが生じることもあります。きちんと下地が乾燥していない状態で上塗りすると、長持ちするはずの外壁塗料でも耐久性や密着性が低下して、短期間で塗装が剥がれてしまうこともあります。
外壁塗装が剥がれる原因で稀にあるのが、下塗り材の選定ミスです。
外壁塗装は、外壁の素材や状態によって適切な下塗り材を選ばなければいけません。これを間違うと、外壁材と合わずに剥がれが生じてしまうことがあります。